◆魚のサーカスショー
かわいい魚たちのパフォーマンスが大人気の魚のサーカスショーは、1日4回(10:30、12:30、14:30、16:30)、毎日実施されている。頭がよく好奇心旺盛なイシダイが、「輪くぐり」「大相撲」など、3つの曲芸を披露してくれる。また、「デンキウナギの発電」を見せる水槽もある。

◆ラッコ水槽
体長140cmと海にすむ哺乳動物の中でもっとも小さいラッコは、実はイタチの仲間。前足を上手に使ってエサを食べるしぐさが愛らしく、いつまで見ていても飽きない。魚のサーカスショーの時間には、エサやりの風景も見ることができる。

◆ペンギン
サンピアザ水族館で飼育されるペンギンは、オウサマペンギンとマゼランペンギンの2種類。南極やその周辺の島々に棲息するオウサマペンギンの体長は100cmほど。赤くて細いくちばしと黄色い首が大きな特徴だ。ヨチヨチと歩く姿がかわいい。

◆寒い海のさかな
3tの大きな水槽が3つ並ぶ「寒い海のさかな」は、その名のとおり、オホーツク海をはじめとした北の海にくらすいきものたちを飼育・展示するコーナー。両顎の犬歯が特徴的なオオカミウオなどの珍しい魚が多いから見逃せない。ミズダコは、まわりの環境に合わせて体の色を変えられる不思議ないきもの。タコの仲間で最も大きく、成長すると体長3m、体重30kg以上にもなる。

◆デンキウナギの発電
魚のサーカスショーの目玉は「デンキウナギの発電実験」だ。野生の電気ウナギは、エサを取るときなどに発電するのだそうだ。その電力は、最大800ボルト以上。目盛りつきの水槽だから、何ボルトまで上がるか見ていてドキドキしそう。

◆川と湖のさかな
「川と湖のさかな」では、サケ科のイトウなど、北海道にすむ6種類の魚を展示。年末に生まれたサケの赤ちゃんも見られるよ。オショロコマは、北海道だけに棲息するサケ科の魚。体長30cmほどで、体に赤色と白色の反転があるのが特徴。見逃さないように。
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