◆ジャイアントパンダ
中国の四川省などに生息し、その数は1000頭以下ともいわれているジャイアントパンダ。上野動物園では1972年より飼育を始め、今までに3頭の繁殖に成功しているが、現在は北京動物園から来たオスのリンリン1頭のみの飼育となった。リンリン2世の誕生が望まれている中、お見合いのためにメキシコの動物園まで行かせたりしている。スポットガイドは水曜日の13:30〜。

◆アジアゾウ
オスのメナム(1963年タイ生まれ)、メスのアーシャーとダヤー(推定1977年インド生まれ)に、2001年4月、インドから寄贈されたメスのスーリア(7歳)が加わり、4頭のアジアゾウを見ることができる。アーシャーとダヤーは毎日調教が行われ、チリトリを持ってゴミを運ぶ姿も見られる。調教のようすは、天気の良い日の13:00〜、約30分。スポットガイドは火曜日13:00〜。

◆両生爬虫類館
日本の渓流の生物や、熱帯の水辺、サバンナや砂漠、森林にすむ生き物たちを見学できる屋内施設。温室内は本物の樹木やツル、レプリカの岩や木の幹などを配置して、コンピューターの自動制御により温度・湿度などをコントロール。日本の天然記念物のオオサンショウウオ、大きくなっても2mをこえない小さなワニのニシアフリカコビトワニ、コブラと同じくらいの毒を持つアメリカドクトカゲなどを観察できる。

◆ガラパゴスゾウガメ
両生爬虫類館で観察できる。陸にすむカメの中では最大で、甲羅の長さは1〜1.3m、体重は270kgまで大きくなる。ガラパゴス諸島の火山のふもとのあたたかく、乾燥した場所に分布。同じ種でもすむ島ごとに甲羅の形がちがうという。「ガラパゴ」とはスペイン語でリクガメの意味がある。

◆ペンギン
東園にあるペンギンエリア。オウサマペンギンやマカロニペンギンを観察できる。約10羽が園内を散歩する姿を見ることができる「オウサマペンギンの散歩」は、毎週木曜日の10:30〜10:45開催。ペンギン・アシカのスポットガイドは木曜日15:00〜。

◆ガイド
動物解説員と園内を巡りながら、動物の習性や特徴を専門的知識をまじえて解説してくれる「一般 ガイドツアー」や、各飼育担当者が展示の前で専門的な解説をしてくれる「スポットガイド」がある。一般 ガイドツアーは、1日2回11:00〜、13:30〜。詳しくはパンダ舎前の立て看板で確認のこと。スポットガイドは動物により開催時間、曜日が異なる。ニホンザルは水曜日13:30〜。カバは金曜日13:30〜。ワシ・タカ教室は毎月第1・第3日曜日13:00〜。日本の鳥は日曜日の11:00〜と毎月第2・第4土曜日の13:30〜。カンガルーは毎月第3日曜日13:30〜。トラは毎月第3火曜日13:30〜。フクロウは毎月第2・第4土曜日13:30〜15:00、東園旧正門前広場にて飼育係員の解説やクイズがあるほか、フクロウとの記念撮影なども行っている。
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