◆マリンガールショー
名物のマリンガールショーは、GWと夏休み限定の人気の高いショー。女性ダイバーが大回遊水槽の中で魚たちにエサをあげるようすが、ショー形式で繰り広げられる。

◆ナポレオンフィッシュ
成魚になったオスの頭が前に出っぱり、ナポレオン皇帝の帽子に似ているところから「ナポレオンフィッシュ」と呼ばれているが、標準和名は「メガノモチノウオ」。男鹿水族館では、常に人気ベスト5に入っているとか……。

◆ハタハタ
ご存じ秋田名物の魚。水深200〜400mの砂泥底に生息し、泥の中に潜る習性がある。初冬(11月下旬〜12月中旬)になると、秋田沿岸の水深2〜10mくらいのところに産卵する。一時期急速に数が減ったことから、繁殖にも力を入れられてきたが、水温の管理が難しく病気になりやすいハタハタは、最長でも飼育期間は約2年程度だという。

◆ミズダコ
ミズダコが生息するのは、日本海以北、関東以北の太平洋。普段は100〜200mの深海で暮らしているが、春の産卵期になると水深数十mの沿岸にやってくる。成長すると、全長3mほどの大きさになる。

◆ピラルク
館のシンボル的存在で、玄関前の壁面にも描かれている。淡水魚では最も大きな魚といわれ、「淡水魚の王様」との異名を持つピラルクは、全長4.5m、体重200kgにもなる。男鹿水族館では、国内最大級の全長2.2mを筆頭に8頭を飼育。大きな水槽でゆったり泳ぐ姿を観察することができる。

◆トド
2階の屋外展示スペースで暮らすトドのサツキくんとモモちゃんは、ペアリングを組んで6年目を迎えた。サバとホッケが主食で、2頭で食べる量 は1日約30kgにもなる。体重1tの体をゆらしながら、豪快なダイビングを見せてくれる。

◆ゴマフアザラシ
ゴマフアザラシは、日本海やオホーツク海、ベーリング海に生息する中型のアザラシ。成獣は体長170cm、体重100kg程度の大きさで、銀灰色に黒の斑点が散在する体の模様が特徴だ。愛嬌のある顔としぐさでみんなの人気者。

◆イワトビペンギン
テレビCMのキャラクターとして一躍有名になったイワトビペンギンは、岩の上を跳び歩くのがとても上手。眼の上の冠羽が大きな特徴だ。南極周辺に生息しているが、捕獲制限によって貴重とされている。ペンギンたちは来日してからすでに20年、全国的にみても長寿のトップクラスといえる。
Copyright(C)Shogakukan Inc. 2001
All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.