◆黒潮の海
外洋性の大型の魚たちを飼育・展示する黒潮の海。水量1100tの水槽の中には、カツオやマグロの仲間が約8000点泳いでいる。オオジロザメは、人間にとってもっとも危険といわれるサメ。海洋博公園水族館の水槽で生まれたが、槽内繁殖は世界初だそうだ。また、ジンベエザメとマンタの長期飼育も世界初。毎日15:00から給餌ショー(約20分間)が開催され、ジンベエザメやマンタなどのお食事風景を観察できる。

◆サンゴの海
サンゴの海で飼育展示されているのは、おもに沖縄近海で獲れた魚たち。カラフルな熱帯魚のほか、1mほどの小さなサメがゆったり泳いでいる。毎日11:30から給餌ショー(約25分間)が開かれている。

◆マナティー館
ユニークな姿と大きさで、人魚のモデルともいわれるマナティーは、1978年と1997年にメキシコ政府から贈られたもの。現在、3頭が飼育されている。間もなく赤ちゃんが生まれる予定だ。

◆海の保育園
多くの水族館では、稚魚がある程度大きくなってから公開されるが、ここでは赤ちゃんのうちから観察できる。人間の子どもをお世話されるようにとの思いから、「海の保育園」と名づけられた。生まれたばかりの、サメやエイの子どもが見られる。

◆マリンギャラリー
マリンギャラリーには、サメのアゴや皮膚、クジラの骨など、数多くの標本が展示されており、その一部は触って楽しむこともできる。サメ肌の感触をぜひ味わってみては?
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